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共存する未来を創る
サステナブル・プリント

環境貢献型防炎加工

レ・タ・ス  プリント -Remove Toxic Substance-
【有害物質除去】

環境貢献型防炎加工レ・タ・ス(-Remove Toxic Substance-【有害物質除去】)は、
環境に悪影響をもたらすと言われている
3つの有害物質(Toxic Substances)を取り除く(Remove)防炎加工で、
従来の加工における環境問題に取り組んだサステナブル・プリントになります。
もちろん防炎加工の性能は、(公財)日本防炎協会により防炎製品の認定を取得し、基準をクリアしています。

環境を守る
推進企業であることの証として

防炎シールと併用してレタスシールを貼付けていただくことで、 お客様に御社の環境への取組推進をアピールすることができます。

レタスシールを防炎シールと貼り付けることで、アピールできます。

御社の環境への取り組みとあわせたシールのデザインも可能です。

環境貢献型防炎加工

レ・タ・スプリント
の特徴

-Remove Toxic Substance-
【有害物質除去】

従来のシルクスクリーンプリントによる防炎加工に比べて
廃棄焼却時のCO2排出量が
約70%〜85%削減(当社比)

地球温暖化に影響を与えていると言われている
二酸化炭素(CO2)排出量問題への貢献※1

廃棄焼却時のCO2排出量が従来の当社防炎加工品と比べると
ポンジで平均69.8%、トロピカルで平均88.1%の削減可能になりました。

※1 IPCC第4次評価報告書によれば、温室効果ガス別の地球温暖化への寄与は、
二酸化炭素76.7 %、メタン14.3 %、一酸化二窒素7.9%、
オゾン層破壊物質でもあるフロン類(CFCs、HCFCs)1.1 %となっています。

測定方法

ゴミ焼却場(ストーカ炉)と同様の直接燃料により排出ガスをリアルタイムに測定し、CO2排出量の差を測定します。

■試験結果(ポンジ)
試料 項目 従来型ハロゲン系防炎剤 環境貢献型防炎加工 レタス
n1p n2p 平均 n1p n2p 平均
測定時間(分)※1 25 37 31 30 29 30
二酸化炭素(CO2)(mg/g)※2 197 181 189 53 61 57
※1 測定開始から二酸化炭素の発生量が0%になるまでの時間
※2 経時変化は添付チャート参照
のぼり旗用生地ポンジ 平均削減率結果 69.8%

本防炎加工の特殊機能の一つは、廃棄焼却時にCO2を排出する防炎剤ではなく、
炭素結合しやすい防炎剤を使用し配合することで、 発生するCO2排出量を
削減することができました。

CO2発生量の経時変化
■試験結果(トロピカル)
試料 項目 従来型ハロゲン系防炎剤 環境貢献型防炎加工 レタス
n1T n2T 平均 n1T n2T 平均
測定時間(分)※1 271 286 279 35 41 38
二酸化炭素(CO2)(mg/g)※2 610 633 622 74 74 74
※1 測定開始から二酸化炭素の発生量が0%になるまでの時間
※2 経時変化は添付チャート参照
横断幕用生地トロピカル 平均削減率結果 88.1%

脱ハロゲンによる防炎剤開発

臭素(ハロゲン系)を含む防炎剤の問題を解消※2

廃棄焼却時の不完全燃焼により発生するガスの毒性、
及び腐食性や高い発煙性による環境影響が懸念されています。

※2 PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)は、化審法第一種特定化学物質に指定され、
使用禁止物質になりました。
現在ではDBDPE(デカプロモジフェニルエタン)が主に使用されています。
このことでEU諸国で臭素系難燃剤を廃絶する動きがでてきています。
今後国内でも規制への動きがでてくるのではと思われます。

脱アンチモンによる防炎剤開発

三酸化アンチモンを含む防炎剤の問題を解消※3

呼吸器系や皮膚に対する刺激性やアレルギー性があり、
長期的な暴露によってはがんを引き起こす可能性も指摘されています。

※3 学物質登録制度(REACH)における規制では、三酸化アンチモンが特定の用途について使用禁止、
規制または認可が必要な化学物質(SVHC:極めて懸念される物質)に指定されています。
日本でも、特定化学物質(管理第2物質)になりました。

脱ノニルフェニルエーテルによる
防炎剤

ノニルフェニルエーテルの問題を解消※4

この物質は、元糊を作成する際に用いられる乳化剤ですが、
環境ホルモンの作用を有し特に水中生物の生態系に悪影響を及ぼす
化学物質であるとして世界的に懸念されています。

※4 NPE(ノニルフェニルエーテル)が化審法第二種特定化学物質に指定される動きがあります。